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ビルクリーニング オンライン

2015.04.13

実践!! 労働災害防止対策

絶対に再発させない対策の手順を実践で学ぶ

講師 坂 康夫
坂技術士事務所 所長/(財)日本科学技術連盟 嘱託講師
日時 4月13日(月曜日) 9:00~17:00
※8:30 より受付開始
会場 クレセントビル3階 研修室
(東京都荒川区西日暮里5-26-7 JR西日暮里駅・東京メトロ千代田線西日暮里駅から徒歩約5分)
参加費 ビルクリーニング年間購読者…20,000円
一般…28,000円
定員 12名(最低実施人数4名)

近年、増加傾向にあるビルメン業の労働災害。「転倒」が4割以上を占め、続いて「転落・墜落」「無理な動作」で全体の8割に上る傾向は続いたままです。人手不足の深刻化で高齢者の活用も増加するなか、ますます災害防止対策の重要性が増しています。
最近、リスクアセスメントという危険度を評価する手法が話題となっており、厚生労働省及び中央労働災害防止協会では「リスクアセスメント実施支援システム」なるものを開発し、普及しようとしています。また、関連する書籍も多数発行されています。

しかしながら、従来の手法では、仮に危険度が数値化できたとしても、リスクが減るわけではなく、災害の発生を完全に防止することは困難です。
転倒や転落といった業界特有の事故が繰り返されるのは、再発防止対策が形式的なものにとどまり、周知徹底されていないことが一因です。
そのため、災害を防止する最もよい方法は、災害が起こらないような仕事のやり方に改めることが一番です。 本講座では、そうした確実に問題が解決する方策を提案します。

講座の概要

本講座は製造業を中心に取り組まれてきたQCサークル活動における問題解決手順の流れを応用したものです。QCサークル活動は、職場の身近な問題を取り上げ、①現状把握、②原因究明、③対策の実施といった手順(QCストーリー)に沿って進めて改善に導く取り組みです。本講座で提案する問題解決手法は次のような手順で進めます。

(1)現状把握
(2)直接の原因究明(応急処置)
(3)問題の特定
(4)要因解析
(5)対策実施(仕事のやり方の変更)
(6)標準化(管理の定着)

QCサークル活動のように、グループ単位で問題に取り組み、その解決策を立案していく実践形式で行います。自ら考え、それが適切かを評価、指導してもらうことで正しい防止対策を作成する手法を身につけることができます。

カリキュラム

1 労働安全問題の解決法とは
2 問題解決法の適用事例
3 「トイレ清掃中の転倒事故」を題材にした実例演習
        4 演習結果の発表と講師による評価、指導
5 講師によるモデル対策案の解説

こんな方におすすめです! - 受講対象者 -
ビルメンテナンス企業で安全衛生教育に従事されている方(安全管理者、安全衛生推進者、衛生管理者など)、経営者、経営幹部、現場管理者などにおすすめです。

受講のメリット

・単に話を聞くだけでなく、グループ演習を通じて実際に対策を立てる力を養います。
・確実な再発防止ができます。
・事故一歩手前のヒヤリ・ハット事例にも効果的です。
・事故による損失や企業のイメージダウンを未然に防ぐことができます。
・従業員が安心して働ける環境づくりに役立ちます。
・求人や営業の際のアピールポイントにもつながります。

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