【資機材チャンネル】セミナーレポート
【2021年4月23日開催】
シーバイエス プレゼンツ
床清掃を劇的に楽にする「フロアシール剤」
『サスティナ ソリッドシール』 による床管理
ビルクリーニングで「花形」といえば、ビルクリーニング技能検定にもあるワックス床の洗浄作業ではないでしょうか。
今年も間もなく「全国ビルクリーニング技能競技会」が開催されます!
「ポリッシャーを回せなければ一人前じゃない!」
そういう時代は、もしかしたら、過去の産物になるかもしれません……!!
ワックスに代わる、「フロアシール剤」について、ちょっと勉強してみませんか?
本セミナーは月刊ビルクリーニング4月号特集「ハードフロア管理は〝第三世代〟へ」で紹介した記事のウェビナー版。さらに詳細な情報を、メーカー担当者が直接伝えていただきました。
まずはシーバイエス株式会社 マーケティングソリューション開発本部の中本修平さんを講師に招いて「サスティナソリッドシール」についてお届けします。
講師を務めるシーバイエスの中本修平さん
半世紀使われている樹脂ワックス
ビルクリーニングでは、半世紀近くにわたり、ビニル床の保護に樹脂ワックスを用いてきました。
汚れたら洗浄して、ワックスを再塗布して、美観を再生させる。いわゆる「ウエット洗浄方式」と呼ばれるものです。
この手法は、多くの労務を要し、作業者によって品質に差が生まれ、コストもかかり、環境への影響も大きいことから、できるだけ定期清掃を行わず、高いレベルの美観を一定化させるドライメンテナンス手法も開発されました。
樹脂ワックスによる管理のマイナス点を補うべく、2000年前後からコーティング剤で管理する手法も開発されました。
文字どおり床をコートするもので、品質の一定化と日常管理の容易さは得られるものの、初期施工費が高く、トラブルが起こっても容易に剝離ができないデメリットもありました。
樹脂ワックスを第一世代、コーティング剤を第二世代とすると、これに代わる「フロアシール剤」は第三世代となります。
中本さんは、まずこの3つの床維持剤について解説し、それぞれのポジショニングを比較解説してくれました。
第一世代、第二世代、第三世代をこうして比較してみると、その特性の違いが一目瞭然!
フロアシール剤の化学的ダメージへの耐性が目をひきます。
“扱いやすく、コストも安い”フロアシール剤!
樹脂ワックスって、物理的にも化学的にも「耐性がない!」んだけど、そのぶん、取り扱いが容易で、いつでも剥がせてピカピカにできるメリットもあるのです!
でーーも、コロナになって、アルコールで手指消毒!が当たり前になって、ポタポタと白化したワックス床があちらこちらで見られるようになってしまいました(悲)…。
でもでも、フロアシール剤は化学的ダメージにとっても強い!ので、ノープロブレム!!
そのほか油汚れの激しい現場などで、その威力を発揮するとか――!
「ワックスのような扱いやすさ」
「コーティングのようなコスト低減効果」
これをあわせ持つのが、第三の床維持剤「フロアシール剤」なのだと中本さんは言います。
でーは、いったいフロアシール剤はどんなものなのよ!?
それを、同社製品「サスティナソリッドシール」の構造や特長について、わかりやすい図を示しながら解説されました。
粒子の隙間に何か詰まってますが…果たしてこれが何を意味するのかは、動画でじっくり見てくださいね!
重歩行エリアにお勧め!「ソリッドシールトラフィック」
「サスティナソリッドシール」は、耐薬品性の高いことから、病院、飲食店などから引き合いが多いそうで、一般ビルでも、トイレの床に施工したところ、「黒ずみもなくなり臭いがしなくなった」と大好評のようです。
シーバイエスでは、このフロアシール剤にさらに改良を加え、重歩行エリアにも使用できるものを開発し、ラインアップを広げました。
それが、「サスティナソリッドシールトラフィック」です。
病院や飲食店よりも、さらに歩行量が多く、ヒールマークの付着の激しいような場所で、この「サスティナソリッドシールトラフィック」は、ビルメンのとっても強い味方になってくれるはずです。
そのヒミツは、ワックスでおなじみの「アクリルポリマー」と「ウレタンポリマー」、それに「無黄変エラスティックポリマー」というものだそうで、それがナニモノかは、ぜひ動画でお聞きください!
硬いゴムで削った擬似ヒールマークでテストした検証動画も参考になりますよ!
SDGsの時代に、フロアメンテナンスで求められるものは何でしょうか?
そのあたりのことも視野に入れ、ウェビナー動画を聴講いただけると幸いです!
See you again!
文:WEBカレッジ/資機材チャンネル事務局
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