さて、問題です。
（平成28年度ビルクリーニング技能検定１級の学科問題）

わかりますか？　正解はロですね。 ビルクリーニング１級の教科書に記述されているフロアパッドの色は、 白、赤、青、緑、茶、黒 の６種類。これ、前回のお話でしたね（実際には7種類でしたが…）。 今回の中級編では、もっともっとフロアパッドが進化しているおはなしです。

現場の声や床清掃のトレンドに対応して進化したというフロアパッド、プレミアムシリーズについて、スリーエム ジャパン株式会社からコマーシャルソリューション技術部　辻ショーンさんに引き続きご登壇いただき、フロアパッドの最新情報をお話いただきました！

基礎編でスリーエム ジャパンの高い技術力を見せつけたスタンダードシリーズですが、より高い効果を得るためには適切な使い分けが必要となり、多彩な用途や状況に応じることができる反面、手間に感じる方も多いようです。ほかにもワックスの剥離作業を減らしたい、作業の効率化を図りたいなど多くの声が寄せられたそうで、そうした現場の声や時代とともに変化してきた清掃方法のトレンドに対応していくフロアパッドの開発が進められました。

誕生から60年の間進化を続けてきたフロアパッドの新しい形、スコッチ・ブライト™ フロアパッド プレミアムシリーズをご案内します。

シリーズを構成する主な製品は次の3種。
★ スコッチ・ブライト™ SPPエキストラ（左）
★ スコッチ・ブライト™ SPPファイン（中）
★ スコッチ・ブライト™ イエローオートスクラバーパッド（右）

紹介された製品

ところでこの「SPP」という言葉、何を表すのかご存知でしょうか？
「Surfece Preparation Pad（サーフェス・プレパレーション・パッド）」のイニシャルで、訳すと「表面（Surface）処理（Preparation）をするパッド」。
床を洗浄して磨くためのフロアパッドの名前に「表面処理」という言葉をなぜ冠するのか、同社の技術力の高さと併せて詳しく語られました。

基礎編で触れられたフロアパッドの誕生から60年を経て、新たに誕生したフロアパッドについてお話いただきました。
人手不足への対応や効率化など、現場からの希望を実現したスリーエム ジャパンの技術力の高さには、改めて驚きを隠せませんね。多くの質問が寄せられた質疑応答からも、プレミアムシリーズへの関心の高さが窺え、魅力的な製品となっていると感じました。
施工事例や実験も豊富に紹介され、もしかすると似たケースの困りごとに心当たりがあったり、同製品を導入することで解決の糸口になったりするかもしれません。

次回は上級編、床別のメンテナンス方法です。複雑な汚れや床材に対処するためのより実務的な講座です！こちらもお楽しみに！
See you again !

文：WEBカレッジ／資機材チャンネル事務局

スリーエム ジャパンのフロアパッドのカタログ「フロアパッドのはなし」がリニューアルされたそうです。今回のセミナーはカタログと連動した内容もあるとのことなので、ご興味のある方はスリーエム ジャパン株式会社 カスタマーコールセンターまでぜひお問い合わせください。

スリーエム ジャパン株式会社　カスタマーコールセンター
電話番号：0570-012-388
9:00~17:00（土日祝年末年始除く）

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