清掃マシンと聞くと、「準備や管理が面倒そう」とイメージされる方もいるかもしれない。実際に、本誌では2013年2月号で「プロとして行うべきマシンメンテナンス」という特集を組んだことがある。これは、マシンを良好な状態で使い続けるには点検や手入れが欠かせないという視点で、点検リストのひな形を掲載したり、各メーカーのマシンの種類ごとに点検時のポイントなどを聞いたりした。
細部までこだわった使いやすさ
ケルヒャーは、ユーザビリティを考え、作業者が触るところを黄色で統一(写真)。操作ミスを防ぎ、かつ何か異常があった際に黄色の箇所を触ればパッドの着脱ができたり、給水タンクを開閉できたり、メンテナンスも容易に行うことができる。
また、作業準備の際、手間となるのが給水作業。同社の自動床洗浄機は「ワンタッチ給水機能」というものが備わっており、給水に立ち会わなくても、満タンになると自動で給水をストップ。なかには、DOSE(ドーズ)と呼ばれるモデルもあり、これは「洗浄剤自動希釈機能」と言われ、洗浄剤を必要な量だけ直接ボトルから投入でき、誰でも一定の希釈を行うことができる。
BR 65/60 W Bp DOSE
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こうした作業前の準備や作業後のメンテナンスといった部分にも配慮し、ケルヒャー社の自動床洗浄機は設計されている。