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自動床洗浄機編 その4

【導入事例】狭くても洗浄・回収が可能! 定期清掃での働き方改革

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現場も重宝する扱いやすさ

「BR 30/4 C Bp」を導入してから1年が経過した。作業性が上がっただけではなく、品質についてもポリッシャーでの洗浄と遜色ないレベルで維持することができているという。このあたりは、同社がマシンの選定をする際に、扱いやすさとともにこだわった品質を実現できた結果とも言える。

現場の最前線で働くスタッフからは、強いて挙がった 課題が汚水タンクの容量である。1フロア分のトイレを洗浄し、容量がいっぱいとなる。スリムで扱いやすい形状であるから致し方ないかもしれないが、「もう少しタ ンク容量が大きいと......」という意見もあった。
しかしながら、従来では3枚のモップを使用していたため、それを都度洗っていたときと比べれば、負担は軽減されたと言っても過言ではない。

肝心のバッテリーの持ちについては、1回の定期清掃でのノルマとなる4か所分のトイレを洗浄するとなると、予備バッテリーを1個用意すれば十分作業できる。バッテリーが内蔵式ではなく、交換式であることから、必要数のバッテリーを用意することで物理的に作業時間を延ばせるのも「BR 30/4 C Bp」の強みである。

バッテリーは交換式。
バッテリーが内蔵式ではないため、予備バッテリーを用意しておけば、十分な稼働時間を確保することができる。

本マシンが導入されたことで総じてプラスに働いている。現場からは「3台くらいあるといいけど......」という意見も出ていたほど、現場で重宝していることが伝わってきた。澤部氏を含めた本社サイドも高く評価している。

「技能がなくても使えるという点は大きいですよね。この現場では物理的な数が少ないので、特定の人しか使っていませんが、ここよりもスタッフが少ない現場では、誰でも使っていますからね」

コロナ禍というなかで、スタッフの採用問題は解消しつつある。この現場でもその傾向にあるようだが、ここ最近、留学生や永住権を取得した外国人などの応募も多くなっているという。そのため、初心者でも高い生産性を発揮できる作業環境の整備が求められている。

コロナ禍の衛生面を意識した業務が加わっているいま、一人あたりの技能を高めていく時間と余裕が取れない。抜本的な解決策は、誰でも簡単に扱えるマシンの導入と、それに付随した運用システムを確立することにある。テルウェル東日本は、現場が働きやすくなる改革をこれからも推し進めていく。

テルウェル東日本で導入した「BR 30/4 C Bp」は、ローラーブラシも工具なしでバッテリー同様に簡単に取り外し可能。メンテナンスにかかる時間と労力も削減できる

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